Sim Hub導入方法とオーバーレイを表示させる手順を徹底解説!

Sim Hub

Sim Hubって一体何?

スピードメーター01

※画像はレイアウトイメージです。Sim Hubを使用した制作物ではありませんのでご了承下さい

今回はレーシングシムをプレイする上で、とても重宝するSim Hubというソフトをなるべく解りやすくご紹介していこうと思い記事にしてみました

実際何が重宝するのかというとSim Hubがサポートしているシムソフト(55種類くらいある)であれば、そのシムソフト側に表示させたい計器類(インジケータ)などを現在プレイしているモニターにオーバーレイ表示させたり、更にはサブモニタータブレットスマホにまで殆どのデバイスにご自身が必要とする計器類を表示する事が可能になります(筆者はプレイ画面でオーバーレイ表示させて使用中)

例えば、シムソフト側でサーキットマップ図などが表示されないと仮定しましょうか。そんな時こそSim Hubがあれば問題なくサーキットマップを表示してくれるようになります(表示させるにはサーキットを一度走行する必要があります。ですので始めて走行するようなサーキットの場合はAI走行機能がシムソフト側に搭載されているのであればの話ですが迷わずAIに走行してもらいましょう)

マップの種類も2種類存在して、コース全体図(縮小尺図)が表示されるグローバルマップと、今現在どの場所を走行しているのかが詳細にわかり拡大表示されるライブマップがあり、もちろん両方同時に表示させてサーキット全体を把握する事も可能です

他にもRACE DEPARTMENTからツールをダウンロードしSim Hubに追加すればタイヤインジケータや、その時の天候と気温なども表示してくれるようになり様々な場面での利用価値が期待できるのではないでしょうか?尚Sim Hubは現在では無料で利用できますが、寄付することでライセンス取得が可能になり全ての機能が解除されるようです。筆者の場合は最低額の5€(現在相場で約680円)を寄付して利用しております

又、寄付するにはpay palでのお支払いになるようでライセンスファイルもpay palに登録したメールアドレス宛に送信されるようになります

ですので寄付を検討されている場合には、pay palにご自身の判断で登録するようになります。無料版でも殆どの機能はご利用できますし、今後の利用価値に期待できない場合や、とりあえず使ってみたいって方は最初は無料版からスタートし機能を充分理解した上でライセンス取得を検討すればいいのではないでしょうか?

    

ライセンスの有無による違いを下記に記載しておきます

  • ライセンス有りの場合は60FPS駆動で無しの場合は10FPS駆動になります
  • 自動ゲーム切り替え機能の有無(ライセンス版は有)
  • 最小化が出来るか、出来ないかの違い(ライセンス版は出来る)
  • ナグスクリーンの非表示(ライセンス版は非表示)
ナグスクリーン=有料版の購入や登録を促す文字やポップアップの事

Sim Hub導入編

まずはSim Hub公式サイトにいきDownload Sim Hub nowをクリック

Sim Hub 公式サイトhttps://www.simhubdash.com/

SimHub公式

するとDownloadページが開かれるのでDownloadをクリックする

ダウンロードページhttps://www.simhubdash.com/download-2/

SimHubダウンロードページ

ダウンロードしたSim Hub V7.4.6Zipを解凍しインストールを開始します

Sim Hubインストール編

解凍するとSim HUb .7.04.6のフォルダが新たに作成されるので、そのフォルダをダブルクリック

するとセットアップファイル(Sim Hub Setup_7.4.6.exe)があるので、これもダブルクリック

インストール02

ライセンス契約の同意にチェックが入ってるか確認しNextをクリック

インストール02

全ての項目にチェックが入っているか確認しNextをクリック

チェック項目の概要

  • Firewall exception
    チェックするとファイアウォールに例外を追加します
  • Additional shortcuts
    チェックするとデスクトップにショートカットが作成される
  • Dependencies
    必須:Microsoft.net C++がインストールされる

インストール03

最後にInstallをクリックしインストールを開始します

Sim Hubを起動してテレメトリー構成を設定しよう

Sim Hubのインストールが完了したら早速Sim Hubを起動させてテレメトリーを設定していこう!

Sim Hubでのテレメトリー構成は自動構成と手動構成が存在するようで特に問題なければ自動構成を選択した方が無難です。又シムにより手動で設定しなければならないシムも存在し、その設定方法もご紹介していきます

まずは自動構成手順から解説していきます

テレメトリー自動構成手順

  1. Sim Hubを起動したら向かって左上のGamesを選択
  2. 次にGames欄からテレメトリーを構成するゲームを選択
  3. 最後にFix automaticallyをクリックすると自動構成が完了する

自動設定

テレメトリー手動構成手順

  1. 上記画像の❶~❷までは上記で解説した自動構成手順と同じになります
  2. 上記画像の❷をクリックした時点で手動で構成しなければならないシムゲームの場合は表示される表記が自動構成と異なります
  3. 下記画像❶部分に表示される内容がThis game..manuallyとなり手動での設定が要求される
  4. 下記画像❷をクリックするとエクスプローラーが起動しその中にHowTo.PNGが存在している
  5. そのHow To.PNGをダブルクリックするとゲームでの設定画像が開くので詳細を確認する
  6. シムゲームを起動し5.で開いた設定画像を参照し設定を確定させます
  7. 最後に下記画像❸をクリックすれば手動でのテレメトリー構成が完了します

手動設定

それでは次にSim Hubの基本的な利用方法などをご紹介してみようと思います

シムゲームに必要な計器類をオーバーレイ表示させてみよう

早速オーバーレイ表示の設定をしていくわけですが今回は筆者の大好きなシムゲームのひとつでもあるautomobilistaを例に解説していきます

1・Sim Hubを起動させたらDash Studioを選択しNew overlay layoutをクリック

オーバーレイ01

2・OVERLAY LAYOUT EDITORが出現するので+Add overlayをクリック

オーバーレイ02

3・OVERLAY LAYOUT EDITORの中に項目が現れるので今回は赤枠で囲んだ部分を選択する

オーバーレイ03

4・すると選択した項目がモニター上に次々と不揃いで出現するので見やすいように整理する

オーバーレイ04

5・この状態のままOVERLAY LAYOUT EDITORのOKボタンをクリック

オーバーレイ05

6・OVERLAY LAYOUT EDITORに選択した項目が追加されるのでSave layoutをクリック

オーバーレイ06

7・Layout Nameを要求されるのでautomobilistaと入力後Saveをクリック

オーバーレイ07

8・次にStop editをクリックし編集を確定させます

オーバーレイ08

9・waiting for game(ゲームの起動を促すメッセージ)ここで一度☓で閉じます

オーバーレイ09

10・1・の画像に戻りNew overlay layoutの欄に先程Saveしたautomobilistaが追加されました

オーバーレイ10

11・次に実際ゲームを起動していくわけですがサブモニターがない方は事前にsteamのゲーム設定でwindow Borders欄のチェックを入れてゲームの最小化が自由にできるようにするか、もしくはSim Hubを起動したら右上の画鋲ピンマークをクリック後ゲームを起動して下さい

(ピンマークはクリックすると赤色に変化します)筆者のオススメは後者の画鋲ピンをクリックする方になります

steam_sim hub設定

12・automobilistaを起動後Dash Studio→Overlaysの順にクリックし最後にLoadを選択する

オーバーレイ12

13・LoadをクリックするとOVERLAY LAYOUT EDITORが出現するのでEdit layoutをクリック

オーバーレイ13

14・Edit layoutをクリックするとlayoutが編集できるモードになるので実際に走行する状態でlayoutの配置や大きさを決めていきます

15・気に入った配置や大きさが決まったらStop editをクリックしSave layout→Saveで保存します

オーバーレイ15

以上でオーバーレイを設定する手順はこれで終了です。今回は設定の途中でつまずかないように多少遠回りした解説になりましたが実際にはゲームを起動させつつ1から8までの手順を踏む事で設定が完了します。4・の時点で計器類の大きさや配置を決め、以降8番まで実行するという感じです

以上になります。大変お疲れさまでした。又最後までご購読頂きありがとうございます。もっと簡潔に纏めたかったのですが少しでもわかりやすく説明したかったため手順が少々多かったような気もしますがいかがだったでしょう

次回はSim Hubの編集機能(基本的な使い方)なども考えていますが確定ではありません(笑)

それでは次回までサヨナラです!どうぞお楽しみに・・・

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